江戸後期に、一荷堂半水作・歌川芳梅画により刊行され、上方大衆に支持された「胡登輪座(コトワザ)臍乃宿替」6編1冊です。
内容は庶民によく知られた、諺を題名にして、種々の諺や故事・慣用句を使って、洒落や地口を仕組んだ戯文で奇抜な戯画が添えられた、大変面白い本です。
本の形態は、17.5×12㎝判で、折帖仕立で、木版彩色摺りとなっています。本文は15丁ありますが、丁数などを見ると上と書いてあったり下と書かれてあったりと、当時持っていた人が上下巻を個人的に編集したのかもしれません。。
状態は、元表紙・題簽付ですが、本文は乱丁があります。イタミは表紙にいくらかありますが、まずまずです。
詳しい事は全く分かりませんので、写真をよくご覧になってご入札下さい。