重要無形文化財保持者、京友禅の人間国宝【羽田登喜男】さん。
京都の庭園や自然を愛し、花鳥風月に材を求めた、日本の友禅界を代表する巨匠です。
1976年に藍綬褒章受章、1979年に紺綬褒章受章、1982年に勲四等瑞宝章受章などの輝かしい数々の称号を得た後、1988年には『重要無形文化財 友禅』保持者に。
美術界において最高の称号【人間国宝】にまで上り詰め、京友禅のみならず日本の染織美術界を代表する手描き本友禅の偉大な作家さんです。
この度ご紹介させて頂く作品は、羽田登喜男さんをはじめ、登さん、登喜さんのお三方が監修された工房にて作り上げられたプレタポルテになります。
京友禅の最高峰、羽田作品ならではの‟シャレ感”と‟華やぎ”とを併せ持つ《最高級の訪問着》
上品に艶めく本場白大島紬の絹布に、羽田作品のアイコン『鴛鴦・おしどり』が染め描かれた力作です。
羽田登喜男さんの十八番、美しい『撒き糊』や『本金箔』による金彩によって見事に表された、京友禅ならではの優雅な世界観。
更にこちらの作品は、八掛にまで表地と同じ大島紬を贅沢に用いており、裾捌きも心地よく、歩きやすいのもお勧めのポイントです。
袋帯や名古屋帯とのコーディネートで、ご結婚式や各種式典、卒業式や入学式・お宮参りや七五三のお付き添い、お茶会や観劇・コンサートへのお出掛けなど…
フォーマルからカジュアルまで、実に幅広いシーンにてご着用頂けます。
あらゆるシーンにおいて自信を持ってご着用頂ける、極上の着姿に…
羽田さんの染め描く格式と品格、また最高級の着心地を併せてご堪能下さい。
最後に、こちらの作品は鎌倉の老舗呉服屋にて120万円でお求めになられた後、一度もご着用されていない未使用品。
さらに身丈は165cm・裄は69cmというトールサイズの上、家紋も入れられておらず、仕付け糸が掛けられたままの完璧なコンディション。
どちらをとりましても心からお勧めさせて頂ける、最高にラグジュアリーなお着物です。
～銀座一凛～
【寸法】
身丈 １６５ｃｍ 前幅 ２４.５ｃｍ 後幅 ３０.５ｃｍ
裄 ６９ｃｍ 袖丈 ４９ｃｍ
【素材・状態】
正絹
新品の、大変きれいなお品です。
