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全盛期Michael Schenker初参加 U.F.O.全盛期幕開けの大傑作「Phenomenon」リマスター三枚組特別仕様盤 未開封新品。

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販売情報
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    4500円

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    4500円

  • 出品個数

    1点

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    未使用

  • 返品

    返品不可

  • 開始日時

    2021年9月2日 14:58

  • 終了日時

    2021年9月8日 22:58

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    あり

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    あり

  • あり

販売者情報
  • 出品者ID

    platinumoon2112

  • 出品地域

    岐阜県

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御存知!全盛期Michael Schenker初参加 U.F.O.全盛期幕開けの大傑作「Phenomenon」リマスター三枚組特別仕様盤 未開封新品でございます。



リマスターはAndy Pearce(嘗てはJimi Hendrixのハーフオフィシャル盤、現在はUniversal系アーカイヴ音源を手掛ける)/Matt Wortham(かの英国再販レーベル”Rock Candy”関連及びUniversal再発関連)となります。


今作含め過去のU.F.O.リマスター・カタログはかのPeter Mewが手掛けており、非常に音質は良いものの現代的な音質に合わせた感があり、

音の輪郭が角張り低音が効き過ぎるというきらいがございました。


今作は現在主流のフラットマスタリング方式の模様でございますが音質はオリジナルに即しておりアナログ感があり、非常に良心的な音質となっております。





内容は言わずもがな。


ラインナップは全盛期極初期名手揃い、Phil Mogg(Vo)、Pete Way(B、後にWaysted)、Michael Schenker(G、ex- Scorpions、後にMSG、M.S.G.)、Andy Parker(Ds)となります。


プロデュースはLeo Lyons(Ten Years After)となります。1974年英国・ロンドンかの”Morgan Studios”での制作となります。


デモ録音二曲はかのDave Edmundsのプロデュースによるものの模様で、かのBernie Marsden(G)となります。




擦った揉んだの末に行われた日本公演でのライブ録音から「UFO Landed Japan」を制作。

当時は日本のみのリリースであったものの母国等でのリリースが決定するものの、Mick Boltonが脱退。後に契約も解除となります。


後任にLarry Wallis(後にPink Fairies、極初期Motorhead等)を迎えるもののサイケ系ミュージシャン特有の問題(笑)で解雇、

更に後任にBernie Marsden(後にBabe Ruth、Paice,Astoh & Lord、Whitesnake、Alaska等)を迎えます。


ヨーロッパ・ツアーに勤しみ、その後新契約を目指しデモ録音を二曲録音するもののかの”Babe Ruth”から引き合いがあり離脱。

その後かの”Chrysalis”との契約を獲得。


ドイツ公演毎に前座を務めていたScorpionsのギタリストMichael Schenkerに以前から注目しデモ曲の共作の協力を得ていたバンドは同バンドの兄Rudolf Schenker/Klaus Meineに譲渡を依頼。


了承を得て1973年6月引き抜き、プロデュースにかのDerek Lawrence(第一期Deep Purple、Wishbone Ash等手掛ける)を迎え”Give Her the Gun/Sweet Little Thing”を制作。


新作のプロデュースをLeo Lyonsに依頼し、12月にデモ曲”Sixteen”の再録を試験録音。手応えを得ると年明けに本格的に新作制作に乗り出します。

手始めに以前の録音済みシングルをリリース。



新生U.F.O.に好評を得た事で、更に満を持して新作”Phenomenon”をリリースという面倒な経緯がございます......................................






そもそもMick Bolton時代に音楽性の土台が完成していたU.F.O.。

但し、メロディ面をギタリストに依存していた事がミソ。


そこに稀有なメロディ感覚を持つ全盛期Michael Schenkerが加入。


Michael Schenker初制作となるScorpions隠れ名盤1st”Lonesome Crow”ではかの”Mountain”の影響があるものの音楽性は散漫な感。


音楽性の土台が既に完成していたU.F.O.に加入した事で音楽性が定まり、成すべき事がはっきりした事で稀有なメロディ感覚が発揮し易くなった感がございます。


非常に良い音楽的な化学反応が起きたという感のある作品でございます。



メロディアスさを重視し以前のサイケ感を払拭、非常に垢抜けた洗練された音楽性で理路整然としたもの。


1974年は英国ではHR/HMやプログレッシヴ・ロックの頂点であり分岐点、アンダーグラウンドではパンクが登場

今作は八十年代に向けて新たな時代の始まりと模索の一つ、という感がございます。




Schenker/Moggの作曲クレジット中心ではございますが楽曲の枠を決めたという感。

Pete Wayも実際には絡んでいた感があり、また名手Andy Parkerの手数多いドラミングも作曲面にて重要な感がございます。



当時はMichael Schenkerは十代という事があり青さがございますが表現力は見事なもの、天才という名に相応しい才能を発揮致しております。





似た時期に米国でかの”Montrose”が登場致しますが、この”Michael Schenker期U.F.O.”のハード面の音楽性と共に後の”NWOBHM”に強い影響を与えた感がございます..............................



Michael Schenker曰く「初期三作もRon Nevisonがプロデュースしたら良かったかな....」ではございますが、かの大傑作「Lights Out」は随分と洗練されてきた時期の音楽性。


今作での作り込まない隙間重視のライヴ感覚的な録音や楽曲の有り方はLeo Lyonsの貢献の感がございます.........................


(「Lights Out」等を(後に隠れ名盤「No Place to Run」を手掛ける事となる)故George Martin卿のプロデュースで聴いてみたかった感がございますが...........................)




さて、CD2:デモ及びヴァージョン違い。



Bernie Marsdenが弾いているものの作曲にはMichael Schenkerが既に絡んでいた模様のデモ二曲でございますが、既にU.F.O.全盛期に繋がる音楽性が興味深いところ。

また、シングル用ヴァージョンは短縮編集ヴァージョンであったり、当時既に珍しくなっていたMONOヴァージョンというもの。



ヴォーカル入れ前ヴァージョン等ございますが、一番の注目は完全ヴァージョンやオーヴァーダビング前ヴァージョン。



当時のアナログ盤の収録時間の為編集された感がございますが、非常に興味深い出来。


今作の一番聴きどころの感がございます。





さて、CD3:ライヴ録音。



1974年11月5日米国・ジョージア州アトランタ”The Electric Ballroom”でのラジオ放送向け実況録音でございます。


以前に部分的に公式リリースされていた音源の完全版でございます。

Abbey Road Mastering で御馴染みPeter Mew/Hugh Gilmourによるミックスでございます。



ハーフオフィシャル盤でもリリースされていた音源ではございますが、こちらは編集前のオリジナル・マスターの感がございます。


機材のトラブルがあり、ヴォーカルが部分的に録音出来ていない、声が拾えていない楽曲やサウンド・エンジニアの音量調整ミス的なものやノイズが感じられる非常に生々しいもの。


(以前リリースされたハーフオフィシャル盤ではきちんと安定したヴォーカルが録音されており、音の調整もきちんとなされたもの。

放送用にヴォーカルを録り直し加えて音調整が成された感があり、こちらは放送用完成ヴァージョンの感がございます)



Paul Chapman(後にLone Star、Michael Schenker失踪時(笑)のU.F.O.サポートの後加入、Waysted)との非常に短期間のツインリード期を経て、4人編成に戻った時期という貴重な録音。


そもそも”Phenomenon”期の公式録音が非常に限られたもの。何をか言わんや、でございます。



粗さに若干の緩さはございますが、ラジオ放送を前提としたライヴでもあり演奏・アンサンブルの纏まりは良いもの。

但し、若干Michael Schenkerの演奏に不安定さがございます。



先行シングル楽曲やMick Bolton在籍時の楽曲がセットに加えられており、非常に貴重なもの。後者のMichael Schenker解釈が非常に興味深いものでございます。


(この時期Michael SchenkerはScorpions時代使用していたLes Paulをライヴで楽曲によって使用していた模様。

Paul Chapmanとのツインリード期のみの感がございますが、Mick Bolton期楽曲によっては使用の感有り)



Pete Wayが派手目な演奏で隙間を埋めているものの、バンドは音の隙間が非常に気になった模様。

Michael Schenkerがツインリードを嫌がるという事で次作ではキーボード奏者を起用と繋がった感がございます。




Michael Schenkerは当時十代。ドイツ語のみで英語が話せずまた慣れない環境で相当苦労していた事が知られております。

本人曰く「いつもPhil Moggは攻撃的で怒っていてコミュニケーションを取り難かった」との回想がございます。



Phil Moggは「何があろうとステージに上がった限りはプロとしてきちんとした演奏を聴かせる事」を重視する方。


今作以降のU.F.O.のハーフオフィシャル盤等を聴くとエフェクター・スイッチの切り間違いや明らかな演奏ミスが聴かれます(後のMSGでも聴かれますが.......)。


上記のみならず私生活ではMichael Schenkerは色々とあった事(笑)は良く知られますが、「それをステージに持ち込むな!」という事で、

「何だね、あの演奏やミスは!」とMichael Schenkerに怒っていた感がございます..........................


(後にMichael Schenkerが結成するMSGでもかの名手故Cozy Powellと折り合いが悪かったとは言われますが、似た理由の感がございます...........................)






この機会に是非。



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