名盤 Michael Mcdonald マイケル・マクドナルド
Blue Obsession
中古盤
輸入盤
後期ドゥービーズのフロント・マン,マイケル・マクドナルドの
2000年作(1997年はWikipediaの記述だが,これは誤り),
通算6枚目のソロ作にあたる。
本格的なキャリアの出発点はスティーリー・ダンの「うそつきケイティ」。
後期ドゥービーズにソウルとAORの風味を加え,バンド最大の成功作を
もたらした功績は計り知れないものがあった。
もともと本盤は,1997年にリリースされる予定だった。ところが,
長く籍を置くワーナー/リプリーズから二度に渡って内容に駄目出しをされる。
不信感を募らせた本人は,ジェフ・ブリッジズらと共に
サンタバーバラに自主制作レーベルを立ち上げ,袂を分かった。
それがsoundprofiler氏のいうレーベル,Ramp Recordsである。
彼は本盤発表後,天下のモータウンに移籍してカバー曲集を発表し,大成功。
この事実だけとっても,“メジャー落ち”は的外れなコメントだ。
敢えて自主制作レーベルからの発表。それだけ内容に自信があったに相違ない。
実際,彼のアルバムを聴いて,初めて「これは良い」と素直に感心した。
個人的には,スティーリー・ダンも真っ青のホーン・セクションが心憎い(7)
にはノックアウトされた。こんな曲が書けるうちはまだまだ大丈夫。
他の曲も芸幅広く,貫禄充分。雨後の筍の如く
ひと頃沸いて出た数多のブルーアイド・ソウルとは,ひと味違う。
知られないままにして置くのは大変勿体ない,良いアルバムだ。
Blue Obsession
2000年作(1997年はWikipediaの記述だが,これは誤り),
通算6枚目のソロ作にあたる。
本格的なキャリアの出発点はスティーリー・ダンの「うそつきケイティ」。
後期ドゥービーズにソウルとAORの風味を加え,バンド最大の成功作を
もたらした功績は計り知れないものがあった。
もともと本盤は,1997年にリリースされる予定だった。ところが,
長く籍を置くワーナー/リプリーズから二度に渡って内容に駄目出しをされる。
不信感を募らせた本人は,ジェフ・ブリッジズらと共に
サンタバーバラに自主制作レーベルを立ち上げ,袂を分かった。
それがsoundprofiler氏のいうレーベル,Ramp Recordsである。
彼は本盤発表後,天下のモータウンに移籍してカバー曲集を発表し,大成功。
この事実だけとっても,“メジャー落ち”は的外れなコメントだ。
敢えて自主制作レーベルからの発表。それだけ内容に自信があったに相違ない。
実際,彼のアルバムを聴いて,初めて「これは良い」と素直に感心した。
個人的には,スティーリー・ダンも真っ青のホーン・セクションが心憎い(7)
にはノックアウトされた。こんな曲が書けるうちはまだまだ大丈夫。
他の曲も芸幅広く,貫禄充分。雨後の筍の如く
ひと頃沸いて出た数多のブルーアイド・ソウルとは,ひと味違う。
知られないままにして置くのは大変勿体ない,良いアルバムだ。