[改造/メンテナンス品] Roland MC-505 Groove Box ブルーLED仕様

RolandのMC-505です。個人で改造して使用しようと思っていましたが、音楽機材が増えすぎたため出品することにしました。ブルーLEDに徹底的にこだわったため、かなりの手間とお金がかかっています。

改造を行ったポイントとこだわったポイントは下記のとおりです。

‐ LCDディスプレイ: よく知られた症状のドット欠け、ライン欠けの問題が生じておりましたので、ブルーバック/ホワイトキャラクターのLCDディスプレイに入れ替えました。元のフラットケーブルを使用して1線1線丁寧にシュリンクチューブで絶縁処理をしています。正直この加工自体ははんだ付けに慣れていればそれほど難しくはないのですが、LCDディスプレイ交換の際には本体のボディーを加工しなければならず、専用の工具を使うなどしないと曲げずに不要な鉄板を切れないので大変苦労をしました。また、ねじ穴の位置も異なるので、穴をあけてねじ止めできる仕様にもしています。なお、オリジナルと比べてコントラストが暗めになっていますが、コントラストの設定を1にすることで、丁度よいコントラストとなります。発送時はこの設定のまま行います。

- 7セグ3桁LED: このLEDの入手には大変苦労しました。そもそも同じ系統のものさえ見つからず、ようやく海外で見つけたブルーのものを在庫がわずかだったこともあり、すべて購入した中の2pcsを使用しています。そのため、すべてブルー発色するMC-505は、現状同様の改造することが困難ではないかと思いますので、この改造の仕様自体が非常に珍しいと思います。

- LED: 今回のMC-505には4種類のLEDを使い分けており、使用する箇所によって使い分けています。基本的には発色の角度が広いものを使用しており、半透明のボタンの箇所だけは異なりますが、そのボタンのおかげでうまく光が散らばってくれるため、MC-505が全体的に美しくブルーに光ります。それ以外は発色仕様と大きさで使い分けています。唯一BPMのカウントをするLEDは拍の頭出しがわからないと実用性に欠けるため、再生時の1拍目は赤く光るようになっています。また、今回の改造では使用しなかったオリジナルに問い際されていたLEDの高さを固定するものもおまけで同梱致します。

- ボディーからボタン、ツマミに至るまで清掃できる個所はすべて中性洗剤で洗浄し、再組立て後は大型のビニール袋に乾燥剤を入れ保管していました

- 一番下の16KeyボタンとTAPボタンは壊れやすいため、すべて互換性のある新品のボタンへ変更済みです。また、「RHYTHM MUTE」ボタンの利きが悪かったので、こちらも交換しています

とにかくLEDが多く、手間とお金が掛かった製品です。交換部材も高価なものもあったため、部品代と工賃のみで4-5万ほどいただきたいところですが、今回はできるだけ早く現金化したいため現在の価格からのスタートとさせていただきます。

一通りの動作は確認しており、ボタン、スライダー、ツマミ等はTest Modeでもパスしていることを確認しています。音声出力、MIDI入出力、ペダル入力も問題ありませんが、機能が多くすべて機能と動作を試したわけではないため、電源が入らない、音が出ない場合を除き、ノークレーム/ノーリターンでお願いします。同梱物は本体、スマートメディア、非純正の電源ケーブル(3芯の電源ケーブルですが、全オーナー様がグランドの芯を折っています)となります。

発送はヤマト便の着払いで行います。