*日本を代表する画家であり、版画家であり、彫刻家である 高橋秀 の版画作品 『前兆PRESACIO』です。
1981年制作
直筆サイン入り 限定55部 シートのみ 【真作保証】です。
この作品は、ドライポイントとアクアチント併用による色彩銅版画8点から成るオリジナル銅版画集「遠心分離・CENTRIFUGAZIONE」の1枚で、
高橋秀が初めて銅版画に着手した記念碑的な版画集です。この版画集は、東京都現代美術館に収蔵されています。
画像では伝えにくいのですが、ドライポイント特有の表情豊かな線が、画面に一種叙情的なこまやかな美感をもたらしています。
具象から抽象へ、モノクロからカラフルへ、フォルムの追求からエロスへ、そして日本の伝統的なモチーフを取り入れた作品へ と展開する 高橋秀。
*高橋秀 ファンの皆様、作品を探されていた方、作品を気に入った方、作品の価値がお判りの方、ぜひこの機会にコレクションに加えてください。
素敵な額に入れるとより格調高くなると思います。飾ってお楽しみください。
(オリジナル銅版画集「遠心分離・CENTRIFUGAZIONE」の5点を出品していますが、3点以上お買い上げの方に
タトウと解説集 をお付けします。
画像でご確認ください。)
・作家名:高橋 秀
・作品名:『前兆 PRESACIO』 版画集「遠心分離・CENTRIFUGAZIONE」8点組の1点
・技法:アクアチント、ドライポイント
・イメージサイズ:約36.5 cm×約34.5 cm
・シートサイズ:約56 cm×約51 cm
・エディション:55部
・制作年:1981年
・コンディション:良好です。
*作品下部に、直筆サインと制作年、エディションの記載があります。
画像でご確認下さい。
高橋秀 (たかはし しゅう) 1930-
高橋秀は 日本を代表する画家であり、版画家であり、彫刻家です。
1930年(昭和5)、広島県芦品郡新市町(現福山市)に生れる。1950年(昭和25)に画家を志し上京、武蔵野美術学校(現武蔵野美術大学)に入学するが、学費不足のため半年程で通学を断念する。翌年、独立美術協会の緑川広太郎の内弟子となり、独立美術協会第19回展に《築地
風景》が初入選となる。1961年(昭和36)、第29回独立展に《月の道》などを出品し最優秀賞を受賞、独立美術協会会員となる。また、この作品で第5回安井賞を受賞する。
1963年(昭和38)、イタリア政府招聘留学生として渡伊し、ローマ美術学校に在籍。以後、ローマに在住しながら国際展に多数参加。単純な色彩と流線状の輪郭を持ったフォルムが組み合わされたレリーフ状のタブローを発表する。1968年(昭和43)、第8回現代日本美術展でT氏賞を受賞。1976年(昭和51)、ヴェネツィア・ビエンナーレに出品。1979年(昭和54)、友人の版画家池田満寿夫に請われ池田満寿夫原作、監督の映画「エーゲ海に捧ぐ」の美術監督を務めた。1981年(昭和56)、北九州市立美術館などで「高橋秀展」が開催される。1987年(昭和62)には芸術選奨文部大臣賞を、翌88年には第20回日本芸術大賞を受賞する。1994年(平成6)、紫綬褒章を授章。(出典:練馬区立美術館)